イモトのヴィンソン・マシフ登山 難易度は?登頂者には野口健も!
2018/02/20
日本テレビの世界の果てまでイッテQ!でイモトアヤコさんが南極大陸最高峰ヴィンソン・マシフ山に挑戦しました。
私は普段イッテQは見てないんですけど、イモトさんの登山部があるときはつい見てしまいます。
少し前にはエベレストへ挑戦して断念した記憶がありますが、今度は南極なんですねえ。
南極大陸というと今の私にはアニメ「宇宙よりも遠い場所」が思い出されます。女子高校生が南極へ行く話なんですが、結構おもしろいですよ。
ヴィンソン・マシフの気温や位置は?画像でみると真っ白……
南極というだけでも寒そうですが、ヴィンソン・マシフの気温はどれくらいなんでしょうか?
ヴィンソン・マシフが位置するのは南極大陸の内陸部で、南極半島の付け根にあります。南緯90度にあたる南極点までは約1200kmの位置です。
そこは一面真っ白な世界で氷河が広がっており、天候が不安定な場所。夏場でも気温は-40℃と極寒です!
先月関東地方で大雪が降ったときの寒さですら凍えた私には想像を絶する寒さ……これだけでもヴィンソン・マシフ山へ挑戦することの過酷さがわかりますね。
七大陸最高峰!ヴィンソン・マシフ山の難易度は?
7大陸最高峰(セブンサミッツ)とは地球上にある7つの大陸でそれぞれ最も標高が高い山のことで、ヴィンソン・マシフ山はその1つとして数えられます。
その標高は4892mでもちろん南極大陸最高峰です。
標高だけ聞いても登ることが難しそうに感じますが、実際の難易度はどれくらいでしょうか?
まず標高に関しては、セブンサミッツの中ではオーストラリアのコジオスコに継いで2番目に低くなっています。ですから比較的易しいと言えると思います。ただし…
セブンサミッツのなかでは、体力的にも技術的にも、比較的やさしい山ですが、なんといっても南極大陸。問題は気温…。極寒地での装備の扱いに習熟することが大事です。
引用元:南極大陸最高峰マウント・ビンソン
とあるように、気温が問題となってくるようです。前述の通り夏場で-40℃ですからね。そりゃ堪えます!冬山での登山経験は必須でしょう。
ツアーで行ける?過去の登頂者には登山家の野口健も!
調べるほどに過酷そう!と感じるヴィンソン・マシフ山ですが、セブンサミッツの1つということもあり登山家には人気の山のようです。
では実際に一般の人が行くことはできるのでしょうか?
ヴィンソン・マシフの登山はツアーへ参加することで可能です。期間は12日間のツアーがほとんどみたいですね。
気になる費用は1人約500万円!!
この費用を聞くと普通の人が行くには相当ハードルが高いですね。
もちろんそれだけ厳しい場所で、普通の人が簡単に行っていい場所ではない、ということでもあると思います。
富士山が世界遺産に登録されてから軽装など準備不足で登り救助される人が増えている、とニュースになっていましたし、登山のハードルは高い方がいいでしょう。
富士山と比べるにはちょっと規模が違いすぎるかもしれませんけど。でも富士山もヴィンソン・マシフもなめたらアカン!という点は一緒です。
ちなみに過去の登頂者の中には登山家の野口健さんが居ます。野口健さんはヴィンソン・マシフについて
ヒマラヤのようなゴツゴツとした迫力や厳しさはないが、その分だけ汚れを知らない、なだらかな真っ白い頂きに女性的な優しさすら感じた。
と語っています。とても詩的で美しい表現ですね。これを見ると行ってみたくなります。
費用はともかく、半月以上かけて極寒な南極大陸で登山するイモトアヤコさんは、やっぱり普通の人ではなさそうです(笑)彼女には超人という言葉が似合いますね。